遺伝によってコレステロール値が上がる?遺伝性の脂質異常症とは?

動脈硬化、心筋梗塞など深刻な事態を引き起こす可能性のある生活習慣病を予防するためには、コレステロール値の管理が重要です。

血中のコレステロール、中性脂肪の量が高くなっている状態を「脂質異常症」といい、食事療法や運動等によって中性脂肪を減らす努力が必要になりますが、通常は生活習慣によって引き起こされることの多い脂質異常症は、実は遺伝で症状が受け継がれることもあるのです。

これを遺伝性の脂質異常症と呼んでいますが、中でも日本人に多いのは「家族性高コレステロール血症」で、その確率は500人分の1人と、かなり多くの人が症状を持っていることがわかります。

家族性高コレステロール血症の人は、遺伝的にLDL=悪玉コレステロールを細胞の中に取り込む力が弱く、血液中で高濃度となってしまいます。

当然遺伝的要因のない人に比べ、動脈硬化のリスクも高く、普段から悪玉コレステロール値をコントロールする努力が必要です。

生活習慣の改善は基本として、治療の中心は服薬によるものとなります。しかし服薬治療で十分に効果が現れないこともあり、この場合は人工透析のような方法で血液中のLDLを取り除く治療と、薬物治療を併用します。

特に女性の場合は、閉経後に心筋梗塞リスクがぐっと高くなることから、それ以前は、薬よりも生活習慣の管理が重視されることが多いです。

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 監修者 大見 貴秀医師


フリーランスの麻酔科医として複数の病院で勤務。生活習慣病アドバイザー、麻酔科標榜医、麻酔科認定医、日本麻酔科学会会員、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。

医師として生活の質を上げ、楽しく健やかな毎日を過ごして頂くため「健康」に関する執筆も行っています。